ウェルネスプランかこがわ(第2次健康増進計画・第2次食育推進計画)
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17 【健康寿命の状況(国・県との比較)】 資料:H22 厚生労働省算定プログラム準拠により兵庫県算出(H21~H23) H27 厚生労働省算定プログラム準拠により兵庫県算出(H26~H28) H25 健康寿命の指標化に関する研究(平成27年度分担研究報告書) 7 健康寿命 健康寿命*とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことで、指標の種類は、以下3点があります。 ①日常生活に制限のない期間の平均 ②自分が健康であると自覚している期間の平均 ③日常生活動作が自立している期間の平均 国では、厚生労働省が実施するアンケート調査結果を用いる①、②を指標とし、評価を行うこととしていますが、県・本市では①、②の値を算出することが困難であるため、介護保険の認定状況を用いる③「日常生活動作が自立している期間の平均」を算出し、健康寿命*の指標とします。 本市の健康寿命*は、男性79.88歳、女性83.64歳となっています。 ③日常生活動作が自立している期間の平均 平成22年(2010年) 平成27年(2015年) (全国のみ平成25年(2013年)) 男 女 男 女 加古川市 79.01歳 83.15歳 79.88歳 83.64歳 兵庫県 78.47歳 83.19歳 79.62歳 83.96歳 全国 78.17歳 83.16歳 78.72歳(H25) 83.37歳(H25) 平均寿命と健康寿命のイメージ 誕生 死亡 平均寿命 健康寿命(自立期間) 平均寿命*と健康寿命*の差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味します。この差が拡大すると、医療費や介護給付費が増大することにつながります。疾病予防、健康増進、介護予防などによって、平均寿命*と健康寿命*の差を縮小することで、個人の生活の質の低下を防ぎ、社会保障負担の軽減も期待できます。 第2章 市民の健康等の状況

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